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FX インジ ダウンロード

FXインジケーターを自作して使う|ダウンロードより「理解と裁量」で差をつける

FXで「インジケーター ダウンロード」と検索する人は多いですが、実際に自分でコードを
書けると見える世界がまるで違います。
裁量トレードと組み合わせることで、他人のツールを使うだけでは得られない
“再現性のある判断力”を身につけることができます。

インジをダウンロードする際の注意点

あまり書かれていませんが、有志の方々が作成してくれたインジは素晴らしいものも
ありますし、ありがたい反面もあるのですが、最初に知っておくべき注意点がいくつか
あります。

・インジを複数ダウンロードしてMT4やMT5に入れるをチャート表示が重たくなる
・製作者が違うとインジが競合してしまい、うまく動かない
・中には今のビルドに適合していないインジも沢山ある

チャートが重たくなる原因として、コードの中身の話になるのですが、軽量化の処理が
されていないものがほとんどです。
プログラムを書けるとわかるのですが、「コードの必要な時だけ必要な個所を呼び出す」という
処理がきっちりしていないと、チャートがうまく動かなくなります。
これに付随して、製作者が違うとインジのプログラムが違うインジのプログラムも消してしまうと
いうことも稀におきてしまい、すべてのインジが動かなくなる事もよくあります。

↑↑↑*インジを複数制作してMT4に入れた例

インジを自作する最大のメリット

多くのトレーダーが無料配布のインジを使いますが、そこには
「仕組みがわからない」「相場状況に合わない」といった問題がつきものです。
一方、自作インジなら次のような強みがあります。
・ロジックを自分の裁量ルールに合わせてカスタムできる
・動作を完全に理解しているのでダマシに強い
・条件を最適化して再現性のあるトレードが可能になる
・表示内容を必要最小限にしてチャートが見やすくなる

シンプルなMAクロスインジ(サンプル)

以下は、移動平均線(MA)のクロスでシグナルを出す基本インジの例です。
MetaTrader4(MT4)用のMQL4で記述しています。

#property indicator_chart_window
#property indicator_buffers 2
#property indicator_color1 Lime
#property indicator_color2 Red

double BuyBuffer[];
double SellBuffer[];

extern int FastMA = 5;
extern int SlowMA = 20;

int init() {
   SetIndexBuffer(0, BuyBuffer);
   SetIndexBuffer(1, SellBuffer);
   return (0);
}

int start() {
   int limit = Bars - IndicatorCounted();
   for (int i = limit - 1; i >= 0; i--) {
      double fast = iMA(NULL, 0, FastMA, 0, MODE_EMA, PRICE_CLOSE, i);
      double slow = iMA(NULL, 0, SlowMA, 0, MODE_EMA, PRICE_CLOSE, i);
      if (fast > slow && iMA(NULL, 0, FastMA, 0, MODE_EMA, PRICE_CLOSE, i+1) <= iMA(NULL, 0, SlowMA, 0, MODE_EMA, PRICE_CLOSE, i+1))
         BuyBuffer[i] = Low[i] - Point * 10;
      else if (fast < slow && iMA(NULL, 0, FastMA, 0, MODE_EMA, PRICE_CLOSE, i+1) >= iMA(NULL, 0, SlowMA, 0, MODE_EMA, PRICE_CLOSE, i+1))
         SellBuffer[i] = High[i] + Point * 10;
   }
   return (0);
}

このコードはあくまで「基礎」です。
ここから、ボリンジャーバンドやRSIを組み合わせて“裁量トレードで使える"シグナル"に
発展させるのがコツです。

裁量トレードとの組み合わせ方

自作インジの真価は「インジを信じ切らない」ことにあります。
裁量判断で補うことで、機械的エントリーを避けられます。
たとえば:
・クロスシグナル+RSIのダイバージェンス確認
・シグナル出現時に日足トレンドと一致しているかをチェック
・経済指標前はサインを無視する設定にする
このように「ロジック+裁量」の二重フィルターで、精度と再現性の両立が可能です。

インジを「ダウンロード」するより「理解」する

無料インジを探して使うのは簡単ですが、相場の本質を学ぶ機会を逃してしまいます。
コードを書けるようになると、ダウンロードする側から“生み出す側”に変われます。
今後は、自分の手法を形にする「オリジナルインジ」を一つでも作ってみましょう。
その経験が、相場に対する“確かな目”を育ててくれます。

まさと

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